施術案内・施術料金
「BFI(Brain-Finger Interface)」ってどういう施術なの?
BFIとはブレイン・フィンガー・インターフェース(脳と手指をつなぐ技術)の略称です。
全身の皮膚・骨・関節への精妙かつ精緻な刺激を通して脳に働きかけることで、痛みやしびれの改善はもちろんリハビリ効果、自律神経やメンタルバランスの回復も促すことから「究極のタッチケア」と呼ばれています。
またBFIは身体にとって極めて負担のない施術です。
ボキボキ身体を鳴らすようなカイロプラクティックや整体、足つぼといった強揉みマッサージのような強い力を加えることが一切ない、とてもやさしく繊細な技術ですので、どなたでも安心して施術を受けていただけます。
またBFIは患者さん一人一人の状況を鑑みて、最適な技術を組み合わせて行う統合療法&オーダーメイド施術です。そもそも多くの医療行為に「効果の個人差」がありますが、これを無視することなく、むしろそこに焦点を当てる施術がBFIです。
現代医学(西洋医学)は基本的に個人差・個体差を考慮しない学問ですが、人間は十人十色。人それぞれみんな違います。
ですので、施術(医療行為)には本来オーダーメイドの視点は必要なのです。
私が所属する「日本認知科学統合アプローチ(COSIA)学会」が認定する認知科学統合療法士は、 『PCCA(Patient-Centred Clinical Approach)-患者中心の臨床アプローチー』という理念の下、共感と思いやりをもって相手に寄り添う施術を心がけています。
どのくらいで施術を受けられるの?~施術料金~
初検料 2,000円 BFI 5,500円
どうして脳なの?~脳と痛みの関係~
腰痛や肩こりをはじめとする慢性痛、頭痛や自律神経症状、交通事故の後遺症からスポーツ障害に至るまで、その多くは身体の問題だけでなく脳の神経活動に原因が潜んでいることが最新の脳科学によって分かっています。
たとえばサッカー選手の脳活動を調べると、ネイマールやイニエスタといった超一流の選手は脳の活動量が少なく、神経回路のバランスが整っています。
しかしスランプに陥っているアスリートや、痛みやしびれといった身体の不調を抱えている人の脳を調べると、その多くに脳神経活動の乱れが生じてしまっています。
平常時は脳全体がバランスよく働いていますが、脳神経活動が乱れると脳内局所への血流が集中し、脳代謝バランスが乱れてしまうのです。

こうした脳神経活動の乱れ(脳代謝バランスの乱れ)は様々な症状を引き起こします。
筋力低下やバランス感覚の低下、ケガの回復遅延、めまいやふらつき、さらには記憶力の低下や自律神経の乱れ、気分の落ち込みなど…そして何より、痛みやしびれを引きおこす最大の要因になる、ということです。
痛みやしびれといった感覚は最終的に脳で作られますが、その発生現場である脳にこそ真の問題が隠れており、脳神経活動(脳代謝バランス)の回復が痛みの消失につながります。
(下の画像は眼球運動を利用した心理療法EMDRによって慢性痛が消えた現象)

繊細なリズム刺激が脳の働きを回復~脳内ホルモン・オキシトシン~
スウェーデンの研究によって、人間の身体に触れる行為すなわちタッチケアがオキシトシの分泌を促し痛みや認知機能の回復に著しい効果を示すことが証明されています。

BFIは皮膚と関節への刺激を通して脳に働きかける施術ですが、その同時多発的なリズム刺激が脳内ホルモン(メラトニン、セロトニン、オキシトシンなど)の分泌を促すことがわかっています。
世界中にある様々なタッチケアの中でも、とくに日本人によって開発されたBFIは際立って繊細な技術であり、究極のテクニックとさえ言われています。

身体のバランスを安定させる仕組み~関節センサー~
四足歩行の動物と違い、2本足で立つ人間の動きには精密なバランス機能が必要なため、人体には非常に高度な仕組みが備わっています。
視覚や内耳の平衡器官はもとより、筋肉や関節に内蔵されているセンサーが起立、歩行を支えているのです。
そうしたセンサーの中でもとくに「関節センサー」の働きはたいへん重要であり、背骨にある関節センサーを実験的に切除すると、姿勢感覚障害が現れると言われています。
実は関節センサーは200数個もあり、それらが一斉に振動や加速度、内圧の変化などを24時間、脳に送信し続けています。
そうした膨大な情報が脳内、とくに小脳で解析処理されることで、はじめて私たちはバランスをとることができるのです。
脳に働きかけて心身のバランスを整える!~BFI~
ところが、心身環境因子などによって脳が疲労を起こすと、小脳における情報処理能力が低下してしまいます。
するとバランスをとりづらくなってケガをしやすくなったり、筋肉が硬くなったり疲れやすくなったりして痛みやしびれにつながり、場合によっては精神にも影響が現れます。
実は近年の研究成果により、小脳は運動以外のあらゆる場面で活発に動いていることが分かっており、なかでも感情や感覚の統合(感情のバランスを維持し、触覚や運動感覚などの様々な感覚情報をとりまとめる働き)に深く関係していることがわかっています。
そのため、人間の小脳は環境の変化や心身の疲労などの影響を強く受けやすいのです。
BFIは全身の皮膚、骨、関節への精妙かつ精緻な刺激を通して脳に働きかける施術です。
その中でもとくに感受性の強い関節近くの骨に対して様々な組み合わせで同時多発的に刺激を加えていくことによって脳神経活動の乱れ(脳代謝バランスの乱れ)を回復させると同時に、小脳での感情と感覚の統合を正常化させます(痛みやしびれはもとより平衡感覚や筋の協調性をはじめとする運動機能の回復と精神機能の改善が認められます)。
BFIってどういう症状に効果があるの?~施術対象~

様々な疾病に対して脳に働きかけると、非常に幅広い領域に効果の発現を認めます。そのため当院は「総合臨床アプローチ」という概念を掲げて施術しております。
▢身体の痛み、しびれ全般…ぎっくり腰、寝ちがえ、腰痛、肩こり、関節痛、四十肩、腱鞘炎など
▢変形や骨のゆがみが原因と言われたもの…椎間板症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、
側彎症、ストレートネック、変形性関節症など
▢難治性疼痛…CRPS(RSD)、線維筋痛症、帯状疱疹後神経痛、非歯原性疼痛など
▢リハビリテーション…手術や固定後の関節拘縮、筋力低下、痛み、しびれなど
▢自律神経症状…気象病、天気痛、頭痛、めまい、ふらつき、たちくらみ、耳鳴り、冷え、発汗など
▢精神科、心療内科領域…睡眠障害、不安感、焦燥感、うつ、軽度認知障害など
▢内科領域…腹痛、胃痛、便秘、下痢、過敏性腸症候群、高血圧など
▢婦人科領域…PMS(月経前症候群)、PMDD(月経前不快気分障害)、更年期障害など
▢リラクゼーション…眼痛、目の霞み、視野狭窄、脳疲労、疲労感、全身倦怠感、集中力低下など
そのほか症状、原因不明と言われた体調不良についてもご相談ください。