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アニメ「Dr.STONE」から学ぶ~科学ってなに?~

  
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アニメ「Dr.STONE」から学ぶ~科学ってなに?~

10月10日、横浜BUNTAIで行われた「Dr.STONE STONE FES.2026」というイベントに妻とともに行ってきました!
このイベントはTVアニメシリーズ最終章完結記念のキャスト&アーティスト出演のフィナーレイベントです。
昼夜の2部構成となっており、私たちは夜の部の公演に行ってきました。

【出演キャスト】
・石神千空役         小林裕介さん
・あさぎりゲン役       河西健吾さん
・七海龍水役         鈴木崚汰さん
・クロム役          佐藤 元さん
・西園寺羽京役        小野賢章さん
・コハク役          沼倉愛美さん
・スイカ役          高橋花林さん
・Dr.ゼノ役          野島健児さん
・スタンリー・スナイダー役  遊佐浩二さん

【出演アーティスト】
・KANA-BOON
・BURNOUT SYNDROMES

18:30から開演したステージはKANA-BOONのライブから始まり、最終シーズン第2クールのオープニングテーマ「SUPERNOVA」でいきなり会場のボルテージはMAXに!
そして石神千空役の小林裕介さんと獅子王司役の中村悠一さんが舞台上に登場!
第2期の名シーンである千空と司の共闘シーンの生アフレコが始まったと思ったら、第1期第2クールのオープニングテーマであるPELICAN FANCLUBの「三原色」のカバーを披露!
大スクリーンに映し出されたアニメ映像と大迫力の演奏に、私も妻も大興奮いたしました!

つづいてオープニング。
キャラクターの個性あふれる台詞とともにキャスト陣が華やかに姿を現し、総勢11名の豪華キャストがステージに勢揃い!
新規書き下ろしの朗読劇と、名シーンの生アフレコを中心にステージが展開されました!

朗読劇では「月までのここまでの道のりを記す歴史書を作りたい」という龍水の発言をきっかけに、それぞれのキャラクターの回想を挟みながら物語が綴られていく構成に。
前半では千空とコハク、クロム、スイカとの出会いや交流、そして最終シーズンより登場となったDr.ゼノやスタンリーとのシーンが再現され、過去から現在までを一気に駆け抜ける物語をキャスト陣が圧巻の演技で披露しました。
特に高橋さん演じるスイカのエピソード「ひとりぼっちのサイエンティスト」(最終シーズン第4期第23話)で描かれた7年越しの千空との再会のシーンでは、「何度見ても涙が出てくる」とキャスト陣が絶賛する名場面も演じられました。

ちなみに私の推しはスイカちゃんであり、一番好きな話がこのスイカちゃんのエピソードになります。
何度観ても泣けるので、涙活にもおすすめです!

余談ですが、私たちの席のすぐ後ろに若い女の子2人が座っていたのですが、始まるやいなや悲鳴に近い歓声を上げており、そのパワーに終始圧倒されてしまいました(笑)。
私も妻もそこまではっちゃけるタイプではないため、ある意味うらやましかったです。
ちなみに会話の感じから察するに司と龍水が推しのようでした。

前半の生アフレコを終えたあとはバラエティコーナーへと突入。
科学使いとしての力を競う「チーム対抗・科学使いナンバーワン決定戦」が行われました。
「科学使いチーム」(小林さん・佐藤さん・高橋さん・野島さん)
「体力&武力自慢チーム」(古川さん・中村さん・沼倉さん・遊佐さん)
「海の男とメンタリストチーム」(河西さん・鈴木さん・小野さん)
の3チームに分かれ、3つの種目にチャレンジして優勝を目指すことに…。

1種目「科学実験クイズ!メカ千空からの挑戦状!」
2種目「ニューペルセウス号をピッタリ止めろ!並べ替えチキンレース!」
3種目「世界一飛ぶ紙飛行機選手権」
優勝した「海の男とメンタリストチーム」にはなんと、“月の土地の権利書”が贈呈!
「Dr.STONE」ならではのプレゼントに会場は拍手と歓声に包まれました。

イベント後半では朗読劇の続きを披露。
物語の始まりとなった第1話の千空と大樹の台詞や、第1期から関係性の変化が感じられる千空と司の名シーンがステージで演じられました。
さらに羽京、龍水、ゲンとの数々の印象的な掛け合いも生アフレコで再現。
第1話から最終話までの名シーンをたっぷりと織り交ぜ、壮大な物語を再現する熱演に観客は「Dr.STONE」の世界に再び引き込まれ、ステージを堪能。
朗読劇が終了した後は、会場から鳴り止まない大きな拍手がキャスト陣に贈られました。

会場の興奮が覚めやらぬ中、再び小林さんと野島さんがステージに登場し、月へと向かう千空とゼノの掛け合いをアフレコで披露。
するとそのシーンに寄り添うように、BURNOUT SYNDROMESによる最終シーズン第3クールエンディングテーマ「ROCKET」でライブがスタート!
続けて第1期のオープニングテーマを飾った「Good Morning World!」が響き渡ると、「Dr.STONE」の歴史を語る印象的な主題歌のパフォーマンスに会場の盛り上がりは最高潮を迎えました。

ちなみに私は全主題歌のなかで「ROCKET」が一番好きですね。

イベントの最後には最新情報と初解禁となる新作アニメシリーズの情報がサプライズで公開され、大きな歓声が会場中に響き渡りました。
その大きな盛り上がりとともに最後にキャスト陣ひとりひとりから私たちファンへの感謝のメッセージが贈られ、盛大な拍手とともにその幕を閉じました。

ではここで、「Dr.STONE」を知らない人のために簡単に説明したいと思います。

「Dr.STONE(ドクターストーン)」は原作稲垣理一郎、作画Boichiによる日本の漫画で、アニメシリーズは2019年7月5日の初回放送から始まり今年6月25日に最終回を迎えました。

ある日、謎の光が地球上を襲い、全人類は石化。文明は滅んでしまいます。
しかし科学大好き高校生・石神千空は自力で復活し、地球上を襲った光と石化の謎を解き、全人類を救い再び文明を発展させようと仲間とともに様々な困難を科学の力で乗り越えていくというストーリーです。

以下は、公式HPのイントロダクションです。

全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。

超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。

文明が滅んだ石の世界(ストーンワールド)を前に、

千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。

体力自慢の幼馴染・大木大樹はじめ仲間をよみがえらせ、

ゼロから文明を作り出していく――

石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる!

前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ここに開幕!

登場キャラクター一人一人の個性も強く、ストーリーも笑いあり涙あり心揺さぶられる胸熱な展開あり…さすがジャンプ作品!という王道少年マンガなので、私も何度も泣かされました(笑)。

もちろんジャンプなのでバトルシーンも見応えあるのですが、しかし今回私がとくにおすすめしたいポイントはやはり「科学」です。

たかがマンガと侮るなかれ、「Dr.STONE」のなかでは様々なものをクラフトしていきますが、そのどれもが科学の力で実際に再現可能なものばかり。
私も含め科学と聞くと難しい、分からないというイメージを持っている方も多いかと思いますが、そういう方でもトリビアの泉なみに「へぇ~!」と連発してしまうほど楽しく学ぶことができます(ちょっと古かったでしょうか…笑)。

小中高生のための「新しい科学の教科書」としてもおすすめです。
「Dr.STONE」を入り口にきっと科学が好きになり、勉強にも身が入ること間違いなし!
さらには科学者を目指す子も出てくるのではないでしょうか。

私が整骨院時代および現在“ほぼ触るだけの(患者さんによってはまったく触らない)施術”である「BFI(Brain-Finger interface)」を行ってきて、これまで何十回と言われてきたことがあります。
「これって気功ですか?」
「今なにかしてるんですか?」
「これは何をしてるんですか?」

もちろん純粋に疑問に思って聞いてくる方もいらっしゃいますし、本人の中では誉め言葉として「なんか魔法みたいですね!」と言われることもあります(笑)。

しかし、なかには明確に批判的な感情を裏に含ませて質問を投げかけてくる人もいます。
「これって医学的(科学的)根拠のある施術なんですか?」
「これで痛みが取れるんですか?こんなんで症状が治るんですか?」
「これってどんな意味があるんですか?」

おそらく自然療法、代替療法を行っている医療者やセラピストも一度や二度は少なくとも聞かれたことがあるかと思いますし、きっとこの記事を読んでいる方のなかにも「東洋医学(鍼やお灸、漢方など)は医学的(科学的)根拠がない、もしくは西洋医学に対し根拠がうすい」と思っている方もいるのではないでしょうか?

では、このような考えをお持ちの人たちに質問です。
「あなたにとって医学=科学ってなんですか?」

科学(science)とは、世界や自然、社会に関する知識を観察・実験・検証を通じて体系化する取り組みのことをいいます。
「Dr.STONE」の主人公である科学大好き高校生・石神千空は、このように科学について言っています。

「分からないこともある?だから仮説と実験繰り返してんだろうが

地道なもんだ科学は

科学では分からないこともある、じゃねえ

分からねえことにルールを探す

そのくっそ地道な努力を、科学って呼んでるだけだ」

お分かりでしょうか?
当院の施術「BFI」に対し「科学的根拠があるの?」という質問や「こんなの医学的じゃない(科学じゃない)」という批判が、いかに的外れなものであるのかを。

現時点ではまだ解明されていない部分も多く、すべては分かっていないのかもしれない。
しかし認知科学などを軸に理論立てて仮説を立て、施術し、効果を検証する。また仮説を立てて施術し効果を検証することを繰り返してきたのが「BFI」であり、今なお認知科学の最新知見を基に常にアップデートし続けているのが「BFI」です。
これのどこが科学的じゃないと批判される要素があるというのでしょうか?
はっきり言って、科学が何であるかをまるで分かっていません。

東洋医学においても、たとえば経穴(ツボ)は現代医学・神経科学で一部メカニズムが解明されつつありますが、経絡は解剖学的には根拠は確認されていないというのが現在の科学的な見解ではあります。
しかし、これはあくまで解剖学や画像診断において見つかっていないというだけであり、今後さらなる科学の発展によりメカニズムが見つかる可能性は大いにあります。

そもそも経穴にしても経絡にしても現代的な統計学が存在しない時代から、数千年にわたる膨大な「臨床経験の積み重ね」によって体系化されてきたのが東洋医学である以上、これは立派な科学であり医学であることに変わりはありません。

私に言わせれば、スポンサーである製薬会社からの莫大な資金援助を基にした「論文の9割は捏造されている」と言われている西洋医学よりも、よっぽど「科学的」だと思います(笑)。

また、当院の施術「BFI」や東洋医学、代替医療を“科学的ではない”と信じられない人たちが言いたいのは、おそらくこういうことなのだと思います。

「科学的根拠がないじゃないか」

これについては言いたいことは分かります。
たしかに、科学的根拠のまだ見つかっていないものを信じられないのは致し方ないのかもしれません。

ではここで、「Dr.STONE」のメインヒロインの一人であるコハクちゃんのセリフを紹介したいと思います。

「見たぞこの私の視力で

石化武器(メデューサ)の素顔を

千空 やはり君の予想通り ルール不在の呪いや魔物の類いではなかった

石化武器(メデューサ)は 科学だ」

科学がまだ発展していない時代、原因の分からない自然現象や病気などは「悪霊の呪い」や「神仏の怒り」「悪魔の仕業」などと言われていました。

もっと言えば、西洋医学を知らなかった人からすれば外科手術だってただの「人殺し」に見えたでしょうし、骨折や脱臼の整復動作、点滴や採血で腕に鍼を刺すことだって「暴力行為」に見えたでしょうし、薬だって何か得体のしれない毒か何かを飲まされているのではないかときっと怖かったことでしょう。

写真を撮られると魂を抜き取られると考えられていたことから、レントゲン撮影ももしかしたら同様に不安に思った人もいたかもしれません。

もちろん医学が発展し、西洋医学が広く普及した現代の世界において、先ほどのように捉える人はほぼ皆無だと思います。
しかし、医学的に解明できている病気はほんの一部であると言われており、まだまだ現代の医学では原因が分からず治せない病気も多数存在します。
そういった病気に対し、科学的根拠はまだないが「まずはこの薬を試してみましょう」「わずかな可能性ではありますが、成功に懸けて手術してみましょう」と西洋医学を受けるのと、まだ科学的根拠は見つかってはいないが真摯に科学的なプロセスを経ている代替医療を受けるのと、いったい何が違うのでしょうか?

もっと言えば、EBM(科学的根拠のある医療)などによって科学的には完璧に否定されている椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性関節症といった画像診断による構造原因論(ハード論)に対し、手術やヒアルロン酸注射、牽引治療や矯正術といった形態学上の変化・変形を正そうとする行為の方がよほど非科学的だと思いませんか?

痛み治療(整形外科)だけではありません。
風邪に対する抗生物質の投与やワクチンによる予防接種、生活習慣病に対する投薬やがん治療など、それこそ「本当に科学的根拠があるのか?」盲目的に西洋医学を信じるのではなく自分で調べ、自分の頭で考えてみてはいかがでしょうか?

様々な患者さんを診ていると、なかには身体に変化がはっきりと現れているのに「変わりません」と効果を感じられない人がいます。
たとえば腰痛で腰をまったく反ることができなかった人が天井が見えるくらい反れるようになっても最後のところで捻ってみたり、肩が痛くてほとんど挙げられなかった人が耳に腕が付くくらい挙がったのにストレッチでもするかのように肩をあちこち動かしてみたりと、「痛みの探査行動」を取ったりします。

またどんなに症状が改善しようと身体に変化が起きようとも、自分からは「良くなった」とポジティブな変化を一切言ってこず、喜びの表情も一切することはありません。
もちろん細かく聞いていけば良くなっていることは明らかなのですが、そこを指摘してもまず認めることはありません。
「はぁ…?」「そうでしょうか…?」と理解ができなかったり、「良くなってません!」「変わりません!」と頑なに否定する人さえいます。

これにはいくつかの原因が考えられるのですが、そのなかの一つとして「こんなので治るワケがない(効果があるワケがない)という先入観があり、否定的な感情で施術を受けている」ことが挙げられます。

このような人たちにとっては「痛みが変わらないことこそが正解」であり、「痛みが取れてしまっては都合が悪い」ため、実際には身体に変化が現れ痛みが取れていても「自分にとって都合の良い真実」へと変えるために痛みを探す行動を取るのです。
つまり「身体が改善している、変化している“事実”」よりも「治っていない、変わっていない“自分の中だけの真実”」を優先させているわけです。

では、なぜ「治るワケがない(効果があるワケがない)」と言い切れるのでしょうか?

「悪魔の証明」という言葉があるように、「〜がない(存在しない)こと」や「〜をしていないこと」のように消極的事実を証明することは極めて困難なことであり、不可能であるとさえ言われています。
これは「〜がある(存在する)」を証明するには1つの証拠や実物を見つければ完了しますが、「〜がない(存在しない)」を証明するには宇宙や世界のすべてをしらみつぶしに調べ上げる必要があり、事実上不可能だからです。

科学の何たるかを少しでも分かっていれば、「治るワケがない(効果があるワケがない)」なんて口が裂けても決して言えないはずなのです。

とは言え、別に気功やスピリチュアル系のヒーリングなどを否定するつもりはありません。
むしろ私個人としてはスピリチュアルは好きな方です。
ただ、出発が柔道整復師という国家資格で医療者として医学の道に入ったからには、医学の土俵で患者さんを診ていきたいと思っており、また「痛み(症状)とは何なのか」「人間とは何なのか」その真理を追究したいと思っているからです。

ですので気功やスピリチュアル系のヒーリングを行っているセラピストの方々を否定したことはありませんし、今後も否定するつもりはありません。

また気功やスピリチュアル系のヒーリングを行っているセラピストの方々の何人かからは「癒しのパワーがある」と言われていますので、おそらく私が行っている施術「BFI」にはそういう効果もプラスαであるのかもしれません。
それについては別に嫌な気はしないですし、「BFI」を受けた方から「まるで魔法みたいですね」と言われても素直に誉め言葉として受け取っています。

しかし、あくまで当院は医学(科学)の土俵を外さずに、そこにプライドを持って今後も診療を行っていきます。
ということで、最後にコハクちゃんのこのセリフを紹介したいと思います。

「君も私も人は皆、いつか死してちりに返る

だがその思いは受け継がれ、磨かれ、また未来へとつながれてゆく

人類はそれを”科学”と呼ぶのだろう?

君が教えてくれたのだぞ、千空」

私もセラピストであると同時に一人の臨床研究者として医学の発展に貢献できるよう、これからも日々精進していきます。

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